toStringをうまくオーバーライドするか否かでそのクラスの使い易さが大きく変わります。 もし優れたtoStringを実装すれば、デバッグが楽になります。

サンプル

System.out.println("Failed to connect:" + phoneNumber);

このとき

Failed to connect: 03-xxxx-xxxx

と表示されたらうれしいですが、

Failed to connect: 1asva@av;lkjqwea

と出たら、「っち。」と思うことでしょう。

オーバーライドするときに気をつけること。

toStringをオーバーライドするとき、オブジェクトに含まれる情報のうち、大事な情報はすべて返すべきです。
また必ずjavadocを書きましょう。

  1. 何を返すのか
  2. どのようなフォーマットで返すのか を書きましょう。 ただし、「どのようにフォーマットで返すのか」を明記した場合は、フォーマットを2度と変えることができなくなります。

toStringで返す情報には必ずアクセス手段を提供する。

toStringで返す情報には必ずアクセス手段を提供してください。
そうすることで使いやすいクラスとなります。提供しないとtoStringを解析する必要が出てきてしまい、非常に面倒なクラスになります。


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