#contents toStringをうまくオーバーライドするか否かでそのクラスの使い易さが大きく変わります。 もし優れたtoStringを実装すれば、デバッグが楽になります。 * サンプル [#x88020b3] #sh(java){{ System.out.println("Failed to connect:" + phoneNumber); }} このとき #sh(java){{ Failed to connect: 03-xxxx-xxxx }} と表示されたらうれしいですが、 #sh(java){{ Failed to connect: 1asva@av;lkjqwea }} と出たら、「っち。」と思うことでしょう。 * オーバーライドするときに気をつけること。 [#e7c29c0c] toStringをオーバーライドするとき、オブジェクトに含まれる情報のうち、大事な情報はすべて返すべきです。~ また必ずjavadocを書きましょう。 +何を返すのか +どのようなフォーマットで返すのか を書きましょう。 ただし、「どのようにフォーマットで返すのか」を明記した場合は、フォーマットを2度と変えることができなくなります。~ * toStringで返す情報には必ずアクセス手段を提供する。 [#cb1550e7] toStringで返す情報には必ずアクセス手段を提供してください。~ そうすることで使いやすいクラスとなります。提供しないとtoStringを解析する必要が出てきてしまい、非常に面倒なクラスになります。 #hr /[[top]]/[[codetips]]